〜草間の春〜

4月6日

高梁川をさかのぼると周囲の山々に山桜が咲いている。今年は緑の芽吹きが遅いようで
いつもの、霞みのような淡いグレーを背景にしたピンク、様々な薄緑の景観にはまだ少し早いようだ。





カタクリはまだだろうかと目を凝らすと・・・・

いろんな表情に出会えた。












離れがたい思いで周りを見回すと



くぼ地に咲いていた
ニリンソウ




明治時代に新見市草間の石灰岩地で発見されたと読んだことのあった
ホソバナコバイモ
まさに白い石灰岩の隙間から細い茎をのばしていた。


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帰途
以前ユキワリソウ(ミスミソウ)を数輪見たことのあった場所へ出会えるかもしれないと寄ってみた。
斜面全体に予想以上にたくさんの可憐な花が広がって咲いていた。






そして、アマナも






4月12日

風雨の強い日が2日も続き、せっかく満開となった桜も散り始めたようだ。
高梁川の桜はどうだろうかと見に行った。川沿いのものはまだ美しく咲いていた。










川面にツバメが飛ぶ季節となった。




高梁川をさかのぼり、石灰岩地へも行ってみた。
石灰岩地にとくに多いとされるカテンソウやスズシロソウがいっぱい咲いていた




カテンソウ
スズシロソウ ヤマエンゴサク


イチリンソウ
まだ多くは蕾だった。


明るい路傍では・・・




ウマノアシガタ




さとやま