〜 2008年・里山歩き 11 〜

6月27日

生山〜黒坂

日野川〜印賀川〜日南湖〜菅沢川
今日も川や湖畔の歩きとなり、日の照りつける初夏だったが風が爽やか。

久しぶりの6時間弱の歩きにちょっと足が疲れた。


生山から日南湖(菅沢ダム)へ


雲遊ぶ!

日野川沿いで見つけたキキョウソウ。ごく小さい花だが夏草の中で濃い紫が目立った。
いつだったか大阪の大和川河川敷で見て以来の出会い。帰化植物だがそんなに多くはないと思う。
茎の下部には春早く閉鎖花がついて結実するという。





印賀川沿いで見つけたハンショウズルの花の後
ひとつひとつのしべにはつやがありほぐれて鳥の羽のようにも見える



日南湖(ダム湖)へは長いダラダラ登り
途中から見下ろす田園風景




坂道の谷側、高木のミズキも手の届くところにある。



広いアスファルトの道沿いには帰化植物のブタナが多い。
この花はSalad de poreというフランス語名をそのまま訳したらしいが
ちょっと気の毒な名前だ。
原産地ではハーブとして食用にもされるというが根生葉もなんだか毛だらけで
ほんとにそうなのという感じだ。ここではかなり蔓延っている。

そんな中たった2輪、かわいいナデシコをみつけた。

ブタナ ノハラナデシコ


湖畔の遊歩道で〜〜

左はダム湖、右はたかい崖になっていてうっそうとしている。


イワガラミ。




ヤマアジサイ





コアジサイ


岩の裂け目から水が流れ出すようなところにはちょっとした水溜りが出来ている。
目立たず小さな花がさく。

ミゾホオズキ




ヤマボウシ


木々の間から



日南湖

1時間30分も歩くとそろそろ湖畔も終わり近くなりあたりは明るくなってくる。


マタタビ

ヒメキマダラセセリ


菅沢川沿いを行く
思っていた以上に長く感じるのは足の疲れのせいだろうか・・・


ササユリ


今回もオカトラノオ、ウツボグサ、ドクダミ、ホタルブクロ、ミヤコグサとこの季節を代表する
おなじみの野草が咲き誇っていた。

そんななかで
ササユリは数も少ないだけに特別という感じがする。
見つけると疲れも忘れる。


整然と立ち並び、迫ってくるような樹々



坂をひたすら下ると黒坂も近い。



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