〜2008年・里山歩き3〜
3月9日
美袋から高梁へ

備中松山城へとつづく旧松山往来、街道の面影が残る美袋から
砂防ダムのある志鳥川にそって山に入り約1時間登る
早春の花
山間の正村に着く。

さらに坂道を登ると御前神社前に出る。このあたりが峠
神社前の広場で休憩。一角にあった石碑に「富山小学校跡」と刻まれている。
明治12年開校、昭和42年閉校、卒業者2299人とも・・・
90年の間に卒業生2299人ということは平均して1学年25〜6人
150人程度の小学校だ。子供がどんどん減り閉校となったのだろう。
周辺には今も集落はあるが人影はない。過疎の村だ。


コゲラ

シュンランもまだ蕾が出たばかり

よく手入れされた林には木洩れ日が差し下草が茂っている。
林道をくだり野にでる。日差しを浴びてシロバナタンポポが咲いている。
再び登りとなる。舗装された道は路肩を歩きたくなるほどの硬い道だ。
すれ違った車はたったの1台
部分的にこんな道を作っていったいどんな道路計画といえるんだろう?
県北には無駄づかいをしているとしか思えない必要以上に広い道路が多すぎると思う。


ヤマガラ
やがて、幹線道路に出る。

スミレとは今春初めての出会い


高梁市街を目指しどんどん下る。駅に着いたのは16時15分
5時間の里山歩きだった。
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