旧新見往来

2010年2月20日

ことしもセリバオウレンに出会えるだろうか。
偶然にその群生地を見つけて以来、ここ数年の最初の里山はこの林道歩きと決めている。




棚田はまだ無彩色の冬色であったが

日当たりのよい野ではオオイヌノフグリにくわえ、タンポポやホトケノザなどが咲き、
林道では期待通りセリバオウレンも咲きはじめている。





青空に梅が美しい。








高い梢ではエナガ、コゲラ、が群れを作りにぎやかにさえずりながら虫を探している。
     
冬鳥のジョウビタキは相変わらず単独で縄張りを守っているかのようだ。
そして、コツコツと枝をたたくのはヤマガラの群れ





ウスタビガの繭
繭で冬を越すヤママユガの一種
広葉樹を食草とするらしく、落葉広葉樹林の葉を落とした枝で、たくさん見かけた。




これは昨年のものだろうか?それともちょっと形が違うので別種のまゆだろうか。
蛾の飛び出したであろう穴があいている。




帰路
〜逆光のやまのはもまた、無彩色。



さとやま