世界遺産アンコールワットとベトナム・世界遺産ハロン湾 (5)

11月12日 (1)

8時ホテル出発

<アンコール遺跡観光へ>

アンコール遺跡群は黒ずんだ石になっているが、これは
密林の中にあってサソリ、コブラ、ムカデやスズメバチなど
多く危険な為、わらや木の枝などを周囲に置いて火をつけ焼き払った為である。
アンコール遺跡を観光するには、遺跡の手前にゲートがあり
まず3日券US40$チケットには顔写真(2.7X3.3cm)
購入窓口で撮影しすぐに出来上がり首から掛け
バスでまず検閲され、入り口にて、また写真と本人確認
 
アンコールトム
5つの門に囲まれた遺跡群。アンコール・トムとは「大きな都」を意味し、12世紀末から13世紀初めに
かけて建設された。周囲約12kmの環濠と高さ8mの城壁に囲まれ、
東西南北に位置する4大門と王宮正面へと
通じる勝利の門がある。

その地理的にも中心に立つのが
バイヨンだ。まるで要塞のようになっているのは、1177年に
チャンパ軍の侵攻を受け、王都が壊滅したことを教訓にして
建設されたため。チャンパ軍はこの都城を築いた
ジャヤヴァルマン7世によって撃退され、その激戦の様子はバイヨンの壁画に詳しく描かれている。


アンコール・ワットからバイヨンへと続く道上に建つ南大門。四面塔は顔の長さだけでも約3mある
南大門前の道の両側には、神々と阿修羅がナーガの胴体を引き合う像(54体ずつ計108体)
が出迎えてくれる。城門に向かって左側に神々の像が、右に阿修羅の像。南大門の高さは23mあり
上部にハスの王冠の飾りを付けた観世音菩薩の四面仏塔が東西南北を見据えている。
 




右側の阿修羅の像、いくつかのお顔を何者かに・・・
南大門を象にて観光する人
私達は電気自動車にてバイヨン寺院へ
アンコール・トムの中央に位置する複雑な建築様式を備えた仏教遺跡。内部には穏やかな
”クメールの微笑み”をたたえた巨大な四面像が建ち並び、異様な迫力がある。



バイヨン寺院
アンコール・トムの中央に位置する複雑な建築様式を備えた仏教遺跡。

@中央本殿


Aバイヨン寺院第一回廊の壁画
 
彫りの深い天女アプサラス。
第一回廊南面壁画  東西約160m、南北約140mの壁画は12世紀の人々の
生活模様が多数描かれている。漁,狩り、炊事、闘鶏、将棋に相撲、出産の場面まで飛び出す。
人物や動物の表情は生き生きと輝き、石の表面からは、体温や匂いまでもつたわってくるようだ。
 


戦いの勝利を祝う凱旋パーチィの調理風景。中央のブタを茹で、右側でバナナを焼き、
左側ではご飯を炊いている。
凱旋のパーチイ
 
闘鶏は今も一般大衆の有力な娯楽である。
闘犬

Bバイヨン寺院: 四面仏
 
 
 
 
 


「クメールの微笑み」とよばれる四面仏、均整のとれた平面プランをもちながらも複雑に仕上げられた
内部空間、世界に類を見ない構造美で訪れる人を魅了し続ける仏教寺院、バイヨン。
まさに神々の住む世界がここに広がる。








9日〜10日 10日午後 10日午後 11日 12日@ 12日A 12日B 13日〜14日

HOME