鯉が窪湿原
7月7日
新見市哲西町にある湿原を歩いた。水辺の植物などをゆっくりみながら約2時間の散策をした。
受付で案内図の入ったパンフレットをいただき、園内清掃等に当てるという事で1人200円を寄付する。
ハッチョウトンボがいるということで受付のおじさんが途中まで案内してくれる。
腹長1.5センチにも満たない本当に小さなトンボだから教えてもらわなかったらきっと見過ごしたにちがいない。
(写真は実際より一回り拡大しています)


上がオスで下がメス
雌雄でこんなに体色や模様が違うのもめずらしいとのことだ。

池とその周辺の湿地を奥へと進む。

オカトラノオ(サクラソウ科)
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クサレダマ(サクラソウ科) |
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シモツケソウ(バラ科) |
池の周辺からさらに奥の湿原に入っていくと・・・

ハンカイソウ 花拡大(↑マウス)
茎の高さは80cmほどあるキク科植物

ノハナショウブ・・・花拡大(↑マウス)
栽培のハナショウブの原種、園内いたるところに咲いている。野性味があってなかなかいい。

アギナシ(オモダカ科)
オモダカに似るが葉が細い。

ヒツジグサ・・・花拡大(↑マウス)
昼前に開き夕方とじるスイレン科の植物。
午後二時ごろ(羊の刻)に咲いているというのでこの名がついたらしい。
園内では2箇所でみる事が出来た。

カキラン
今日一番期待した花は湿地にかかる9本目の木橋の傍でたくさん咲いていた。
蜜を吸いに来たのか花にはヒメシジミが・・・(↑マウス)
もうすこし近づく
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タチカモメヅル
ガガイモ科の花だがその色あいといい趣があると思った。

ヤマホトトギス

コバギボウシ

オグラセンノウ (ナデシコ科)
奥地ではまだ咲いてはいなかったが管理棟近くにあった。

ショウジョウトンボ
今日の湿原歩きの最後は真っ赤なショウジョウトンボ
最初に見たハッチョウトンボの倍以上の大きさだ。水辺の草の上でじっと静止していた。

うすぐもりだったためか人も少なく静かに散策でき良かった。
8〜9月にはサギソウ、シラヒゲソウ、ビッチュウフウロ、ミコシギク
そして、オグラセンノウもあちこちに咲くというので
また来ようと思った。
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