鯉が窪湿原


2009年7月12日

鯉が窪池(元禄年間に用水池として築造)の上手、標高550メートルの鯉が窪湿原は
高梁川の小支流の水源地の山間に残された太古の自然の姿を保つ地域で
ここでは満朝系残留植物、日中共通植物、日本固有植物など約300種が自生している。
(パンフレットより)



今、花盛りのシモツケソウ



オカトラノオの上を何頭ものウラギンスジヒョウモンが蜜を求めて飛びかっている。



〜順路に沿って池の右岸を奥へと進む。〜




順路にそって行くとハンカイソウ(花拡大↑マウス)の群生。茎の高さは80cmはある。


チダケサシはまだ咲き始めたばかり。その蜜を吸うのはヒメシジミ



ノハナショウブ





風にゆれる水辺のクサレダマ




カキラン


カキランにもヒメシジミ

コバノトンボソウ アギナシ


ベニシジミ





湿原の真中で白い花を咲かせるヒツジグサ




オグラセンノウ
かつて、大陸と陸続きであった頃には、日本、満州、朝鮮と広く分布していたと考えられ、残留植物といわれている。
現在はこの湿原周辺と北九州、朝鮮半島北部のみに自生しているらしい。





2年前の同じ頃に来た時にはハッチョウトンボに出会えたのだが今回は見つけることができなかった。
代わりといえるかどうか〜〜
植物のトンボ!トンボに似た形をしたコバノトンボソウを見つけることができた。

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帰路、無明谷で



一週間前はほとんどが蕾だったギンバイソウが岩肌に白い姿を見せていた。
オシベが美しい。


さとやま